活動報告

令和元年8月29日、30日に開催されたJST&NEDO主催 イノベーション・ジャパン2019~大学見本市&ビジネスマッチング~に、本学からは以下2件の研究シーズの発表を行い、多数の企業関係者と活発な議論を行いました。

○工学系部門 教授 徳永雄次 「陰イオン検出方法およびそのためのキット」 展示会チラシ1
*無機・有機陰イオンの直接検出法には、クロマトグラフィー法や、キャピラリー電気泳動法があるが、高価な装置や前処理が必要である。また、プローブを用いる方法もあるが、特定の陰イオンしか検出できず、汎用性が低い。本技術は、合成した有機プローブが陰イオン存在下に安定な塩を形成することを利用したもので、高価な分析装置や電気を必要とせず、簡便かつ迅速に、広範囲にわたる種々の陰イオンを検出することが可能な新規の検出方法である。

○工学系部門 准教授 藤田 聡 「天然ゴムナノファイバー」 展示会チラシ2
*本発明では,天然ゴムラテックスに,紡糸しやすい水溶性ポリマー(たとえばポリエチレンオキシド)を少量混和し,ラテックスの粘度を高めることで紡糸を可能とする。紡糸後得られた繊維に加硫等の架橋処理を施し,さらに水等での洗浄によりポリエチレンオキシドを除去することで,天然ゴムラテックスを得ることができる。




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