福井大学産学官連携本部では、学生と地域産業界を結ぶキャリア教育的取り組みとして、キャリアアップセミナーを毎年開催しています。このセミナーは、多数の企業がブースで企業や業界を紹介する「企業研究セミナー」と、「企業によるミニプレゼンコーナー」「大学院進学コーナー」で構成され、学生が自身の将来について考える内容になっています。
 本年度は、平成28年12月16日12時~17時30分に、総合研究棟Ⅰ 13階大会議室にて2部制で開催いたしました。参加企業は75社、来場学生数は289名にのぼり、例年より多くの学生が参加しました。

 参加学生は、次のような感想を述べていました。

「顧客の求める製品を提供していけば、自然と全国シェアという結果もついてくる、という言葉が私のなかに残りました。」(工学部学生)
「自分は情報科なので、どういった形で貢献できるか聞いてみたところ、最近では地理情報を測量するのにドローンを利用することが多く、またその他にもマップ上で災害時のシミュレーションを行う際等にシステムを構築するので、そこでプログラミングができる人が欲しいとおっしゃっていました。」(工学研究科大学院生)
「自衛隊の中には教育、技術職、医療、警察や消防まで幅広い職種があることが分かり、まるで一つの社会が構成されているように感じた。」(国際地域学部)
「入社してからさまざまな研修を受け、スキルを身につけることができるため、文系でもキャリアを積むことができるのというのも大きな魅力。」(教育地域学部)
「銀行が金融企業となった前に、サービス業とか接客業とかに所属していた。見えざる商品だし、お金に関する業務だし、世の中のすべての人がお客様という態度に感動させられた。手伝われば手伝うほど、お客さんと仲良しになった銀行員も少なくない。」(留学生)




 福井大学産学官連携本部では、学生と地域産業界を結ぶ教育プロジェクト「ドリームワークスタイルプロジェクト」を2011年度から開始しています。
 学生が地域企業や団体を代表する方にインタビューを行い、約1カ月をかけて企業の魅力を能動的に調査することで、就職先としてだけではなく、企業が地域社会に与えている影響に気づくことを目指します。最終時にはプレゼンテーションを行い、地域経済の深い理解や、情報リテラシー、伝達する力の獲得を目的としています。
 第6回目となる本年度は、共通教育科目「現代社会とキャリア・アントレプレナーシップ」(産学官連携本部 竹本拓治 准教授担当)の受講生約160名が、30チームに分かれて取り組んでいます。平成28年12月13日(火)にインタビュー活動がスタートし、学生らは早速、明文化されていない情報をより深く探り出すための調査計画を策定し、企業等へのアポイントを開始しました。
 グループによっては、代表者だけではなく、許可を得てその会社のサービスを受けている顧客や、従業員にインタビューを計画したり、知人友人の伝手を辿って情報を探り出すなど、様々な計画を立てています。
 なお、プレゼンテーションは平成29年1月24日(火)に行います。

■ご協力いただいている企業等団体名■
 イワイ株式会社、清川メッキ工業株式会社
 有限会社幸伸食品、福井商工会議所
 NPO法人エル・コミュニティ
 株式会社ウララコミュニケーションズ
 株式会社山内スプリング製作所、前田工繊株式会社
 株式会社清水商店、株式会社GAIA(ベジヤード) 以上10団体




 福井大学産学官連携本部では、地域から海外を志向する企業の経営者から、アジアのビジネス実務を学び、アジアとのビジネスを担う人材を育成する「アジアビジネスキャンパス」平成21年度より、福井市ならびに日本貿易振興機構(ジェトロ)福井貿易情報センターと協働して実施しております。
 本年度は、大学院工学研究科授業科目「国際化戦略とオープンイノベーション」(産学官連携本部 竹本拓治 准教授担当)内にて、以下の日時に地域企業から講師をお招きし、ご講演ならびにワークショップを行いました。

2016年12月2日(金)14:45~18:00
 第一ビニール株式会社 代表取締役社長 小林 秀夫 様
2016年12月9日(金)14:45~18:00
 株式会社PANTES365 代表取締役社長 今井 薫 様

 受講した学生は、社会人、大学院生を問わず、海外ビジネスの拡大を志向する経営者の前向きな姿勢に強く共感していました。
なお2017年3月実施に産学官連携本部が実施予定のタイ王国タマサート大学短期留学では、本ディスカッションをもとにPANTES365社と国や自治体、本学および協定大学が協働した国際産学官連携実践授業を行う予定をしています。




 福井大学産学官連携本部では、学生の海外産業展開力の成長を目的として、2011年度より2015年度まで、大学院生や若手研究者を対象とした「グローバル産業人材育成プログラム」の「実施」と「プログラムの構築調査」を実施してきました。また2012年度より、学生にも対象を広げた同プログラムを実施し、既に187名の本学学生が産学官連携本部が実施したタイの短期留学プログラムに参加しております。

 このたび2017年3月中下旬にタイ国立タマサート大学に短期留学を行うプログラム参加者を募集します。参加希望学生は、2017年1月17日(火)17時までに、リンク先の「参加申込書」「誓約書」に記入の上、必要書類をそろえて申し込みをしてください。

 詳細は、募集概要をご覧ください。


 2016年12月6日(火)、共通教育「現代社会とキャリア・アントレプレナーシップ」(担当 産学官連携本部准教授 竹本拓治)の授業において、株式会社オールコネクトの岩井宏太社長にご講演いただきました。
 起業時から事業を拡大させていく過程を中心としたお話を通して、岩井氏の生き方の基本となる考え方を伝えていただきました。
 そのメッセージは受講した学生の心に以下のように届いたようです。

「一番印象的だったのが『誰のせいでも自分の人生』という言葉です。誰かがミスして自分に被害があっても自分がどうすればいいのか考えていきたいです。」
「今日お話で、経験は何物にも代えがたいものだということを改めて理解しました。これからたくさんの経験をすることになると思いますが、すべてを大切にしていきたいです。」
「ただお金を稼ぐだけでなくお金を稼ぐ仕組みを考えることが大切なんだと思った。」
「自分の視野が狭かったことがよく理解でき、大手企業はこのようにしてできたのかと面白み溢れる話でした。」




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