Bio Japan 2018に出展しました
平成30年10月10~12日に開催されたBio Japan 2018に、本学からは以下2件の研究シーズを出展し、多数の企業関係者と活発な議論を行いました。
○医学系部門 准教授 糟野健司「急性腎障害(AKI)から慢性腎臓病(AKI-to-CKD transition)への進行に対するレドックス診断」
尿中のチオレドキシン排出量が、急性腎障害の診断に有効であることを見出し、このチオレドキシン排出量を迅速に、しかも安定かつ正確に行う測定方法を開発した。
○先進部門 高エネルギー医学研究センター 准教授 牧野 顕「ドラッグデリバリーシステム用分子材料温度応答性高分子ミセルとその利用 例)放射線内照射治療と化学療法との併用療法のためのナノキャリアとしての応用」
*温度応答性を有する新規の両親媒性高分子を開発し、また、該両親媒性高分子により形成される分子集合体が温度応答的に凝集体を形成し、有用な性質を有することを見出した。
本研究シーズの詳細については、以下PDFをご参照ください。
ポスターPDF(温度応答性高分子ミセル)
*急性腎障害については、非公開としています。