2018年3月26日(月)、タマサート大学ランシットキャンパス内東アジア研究所セミナールームにて、タマサート大学と福井大学間の大学間協定締結記念シンポジウムを開催いたしました。タマサート大学東アジア研究所と福井大学産学官連携本部は、2012年に部局間協定を締結しておりますが、このたび双方の大学の結びつきを、2017年度に大学間へと発展させております。

 最初にチャーリー・チャローンラープノッパラット副学長(タマサート大学副学長)と米沢晋本部長(福井大学副学長代理出席)による開会挨拶の後、久芳全晴様(在タイ日本大使館一等書記官)、山下邦明様(日本学術振興会バンコク研究連絡センター長)より来賓のスピーチをいただきました。
その後吉岡憲彦氏(国際交流基金バンコク日本文化センター所長)に「文化的割引と国際交流」と題した記念講演をしていただきました。

 休憩をはさんで、両大学が2017年度に実施した国際事業化可能性調査について、概要説明と成果報告を、両大学の教員、ならびにタマサート大学と福井大学生4ペア(8名)の大学院生、学部生が実施いたしました。

参考URL:日本学術振興会ウェブサイト



 平成30年3月14日、総合研究棟Ⅰ 13階大会議室にて、第18回「福井大学とのトップ懇談会」を開催いたしました。

 本懇談会は、福井大学産学官連携本部協力会企業のトップの方々を中心に、本学役員、部局長、産学官連携活動を担う各部を担当する教員、自治体で産学官連携活動に携わられている方々等が集い、福井県下を中心とする産業界をより活性化させていくに際し、福井大学を中心とする産学官連携活動が担うべき役割について意見交換を行うものです。今回で第18回目となり、企業46名、大学23名、機関等12名の計81名が参加しました。

 今年度の懇談では、昨年の試みで好評でした、グループ別の懇談を4つから6つに増やし意見交換を行いました。各ブースでは、地域にイノベーションを起こすような人材育成、インターンシップのあり方、産学連携による新産業創出、地域の大学役割などをテーマに意見交換されました。

 あるブースでは、地域人材育成について「自分たちだけでは得られない発想、夢を追いかける、いろんな人々が集まらなければできないことを考えるべき。そういうところで役に立つ人材はどういう人なのかを考えると、それは今のシステムの中では得られないような新しい動きを引き出してくる人、企業や大学の(中にいながらその)立場から離れて活動できる人材である。自分たちの組織の中で、そういう人たちを認めてあげるという仕組みが必要」などの発言もあり、意見交換が盛り上がっておりました。



 平成30年3月7日(水)、本学総合研究棟I 13階大会議室にて第8回「ふくい知財フォーラム」セミナーを開催いたしました。

 本セミナーでは、地域知財を通じた知と技の融合・連携づくりの一環として、新たな取組みのご報告とご要望の集計、知財活用事例のご講演、県内活用可能公開特許最新リスト・シーズの紹介を行い、産学官連携活動をさらに発展させるためのヒントを探りました。

 本セミナーには、県内外中小企業の経営者、知財ご担当の方、知財活用に関心のある方など、74名の出席をいただき、現状課題や要望などを共有いたしました。



平成29年6月に「未来投資戦略2017」が取りまとめられ、革新的技術による社会問題解決、新たな需要創出と生産性革命が求められ、「第5期科学技術基本計画」に基づく「科学技術イノベーション総合戦略」においては、未来の産業創造と社会変革に向けた新たな価値創出の取組が求められているところです。
 本事業は、新産業創出に結びつく将来有望な技術シーズを発掘し、先導研究を実施することにより有望な技術に育成して、将来の国家プロジェクトに繋げていくことを目的とします。


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