レギュラトリーサイエンスを充実・強化するために、医薬品、医療機器、再生医療等製品等の品質、有効性及び
安全性に関する評価法等に関する研究を実施し、科学的合理性と社会的正当性に関する根拠に基づいた審査指針や
基準の策定等につなげます。また、先端技術を活用した医薬品、医療機器、再生医療等製品等の開発に資するため、
最先端の技術に係る評価法等についての研究を実施し、これらの承認審査、市販後安全対策等の基盤整備及び
世界に先駆けた国際規格・基準の策定の提案等につなげます。


再生医療実用化研究事業では、我が国において最新の再生医療を世界に先駆けて本格的に実用化することを目指し、
再生医療等安全性確保法に基づく臨床研究を実施する研究課題や医薬品医療機器等法に基づく医師主導治験を実施する
研究課題等に対する支援を行います。


革新的がん医療実用化研究事業は、研究成果を確実に医療現場に届けるため、応用領域後半から臨床研究領域にて、
革新的な診断・治療等、がん医療の実用化をめざした研究を協力に推進することにより、がんの本態解明からこれに基づく
革新的な治療薬や診断・予防のためのバイオマーカー等の開発・実用化を目的とした研究の加速化を目指します。


幹細胞・再生医学分野の発展および次世代の再生医療の革新的な医療の実現や幹細胞を用いた創薬応用に資する、
独創的な発想に基づく目標達成型の基礎的研究の支援を行います。
国際的競争力の高い研究成果が期待できる、革新的・独創的な発想に基づく優れた研究を重視します。
また、幹細胞・再生医学分野におけるイノベーション創出に資する異分野連携・国際性を有する研究も重視します。
今年度は、国際的に活躍できる次世代の研究者を育成するため、「一般(国際的若手研究者育成促進)」枠を設けます。


本プロジェクトでは、アカデミアが保有する独自の創薬技術を適用し、革新的な DDS 技術やドラッグデザイン技術の
活用による新たな薬理効果や副作用の低減化、または、膨大な非臨床や臨床開発における開発データを活用して
AI 技術等を用いた再解析等による新たな薬効の探索や、独自の評価系技術を活用したライブラリースクリーニング
による新たな薬効の探索などを行い、医薬品開発における高い障壁を克服し、改めて開発の道筋を見出し、革新的な
医薬品の効率的な開発につなげることを目的とします。


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