新型コロナウイルス感染症の流行が世界各地で発生し、大きな問題となっているが、 現時点においては、ワクチンや特効薬は普及しておらず、これまでとは異なる“新しい生活様式”の導入を余儀なくされている。 一方、この“新しい生活様式”においては、ソーシャルディスタンシングや3密回避等、これまでの資源の集中配置による効率性の 追求とは相反するため、様々な社会的、経済的課題が表面化している。さらに、将来、別の病原体による同様の世界的な感染爆発、 いわゆるパンデミックが発生する可能性は十分にあり、パンデミック対策へのICTの貢献は重要となる。このような状況において、 本委託研究では、A)ウイルス等感染症により発生するパンデミック対策に資するICT、 B)新型コロナウイルス感染症対策“新しい生活様式”を実現するためのICT、 C)アフターコロナ社会を形成するICT、の3課題について、課題提案型の研究開発を実施する。


【免疫アレルギー疾患実用化研究事業】
本事業は、免疫アレルギー疾患の病因・病態の解明等に関する研究や、予防、診断及び(根治的)治療法に関する質の高い基礎的研究に立脚した「成果やシーズ」を着実に実用化プロセスに乗せて、新規創薬、医療技術、医療機器等の研究開発等を促進し、免疫アレルギー疾患罹患患者の QOL の維持・向上を目指します。
【循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策実用化研究事業】
本研究事業では、栄養・食生活、身体活動・運動、休養・睡眠、飲酒、喫煙及び歯・口腔の健康などの生活習慣の改善を介した生活習慣病の発症予防、生活習慣病の病態解明、予防法・治療法の確立、生活習慣病患者の生活の質の維持・向上などの幅広いテーマを対象に、基礎から実用化までの一貫した研究開発を推進し、健康寿命の延伸等を目指します。


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