分析機器講習会を実施しました。

２０１９年５月９日から５月31日までの毎週木曜・金曜の15時より福井大学産学官連携本部II号棟３階及び工学部４号館オープンR&Dファシリティにて学内向けの分析機器講習会を実施いたしました。本講習会は産学官連携本部 西村 文宏 助教らが、同本部にある機器を使い、初めて機器分析に携わる方や新しい研究を始めた方に向けて、機器の基本的な取り扱いと測定原理の解説を中心に行ないました。
今年度の講習会では、始めに機器の紹介を兼ねて施設を周りながら実機を見ていただきました。そして、ガスクロマトグラフ/質量分析（GC/MS）や赤外線分光（IR）＆ラマン分光、走査電子顕微鏡＋蛍光X線分析（SEM+EDX）、X線回折（XRD）＋リートベルト解析など、材料分析に欠かせない機器を中心に解説しました。また、最後の講座では知りたい事を調べるための機器の選び方や一つの機器ではわからないときにどの機器を組み合わせると良いのかに付いて説明しました。
参加者からは、｢ラマン分光と赤外線分光の違いがわかった｣や｢自分の試料を分析するにはこの方法でいいのか？｣などのコメントがありました。
これらの意見を参考に今後、産学官連携本部はより内容を絞った高度な講習会も計画しています。

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