福井大学および県内各大学と公設機関は、産学官連携を通じたイノベーションの創出を牽引すべく、県内大学や試験研究機関における研究成果の企業への技術移転の促進を図るための組織「ふくい知財フォーラム」を結成しております。今年度は、「近未来のカーボンニュートラルビジネス~サステナブルな社会を目指して~」という観点から、プログラムを企画しました。
産学官連携活動をさらに発展させ、イノベーションを創出するためのヒントが得られる場として本セミナーを是非ご活用ください。

                   記

開催日時:  令和3年11月25日(木) 13:30-15:30

開催形式:  Zoomによるオンライン開催

プログラム: 
1.開会挨拶(13:30~13:40)
  経済産業省 近畿経済産業局 地域経済部 産業技術課
           知的財産室室長 横山幸弘 氏
株式会社ナカテック  代表取締役社長 中山浩行 氏

2.講演1(13:40~14:05)
 「世界初の水素ホテル、脱炭素社会に向けての取り組み」
  川崎キングスカイフロント東急REIホテル販売促進
           アシスタントマネージャー 黒崎竜男 氏

3.講演2(14:05 ~14:30)
 「再生可能エネルギーの展開と当社の取組み」
  アーバンエナジー株式会社営業部
           グループマネージャー 金子知芳 氏

4.講演3(14:30~14:55)
 「国内および北陸3県のプラスチック類の資源循環利用の現状」
  一般社団法人プラスチック循環利用協会
         総務広報部 広報学習支援部長 冨田斉 氏

5.パネルディスカッション(14:55~15:25)
パネリスト:川崎キングスカイフロント東急REIホテル 黒崎竜男 氏
アーバンエナジー株式会社 金子知芳 氏
一般社団法人プラスチック循環利用協会 冨田斉 氏
ファシリテーター:福井大学産学官連携本部特命教授 樋口人志

6.挨拶(15:25~15:30)
   福井大学 産学官連携本部長 米沢晋

パンフレット:ふくい知財フォーラムセミナープログラム2021

申し込み先: 国立大学法人 福井大学
       産学官連携本部知的財産・技術移転部
       TEL:0776-27-9725(内線2810)
       E-mail: rp-titeki*ml.u-fukui.ac.jp(*を@に変更の上、送付ください。)
        
申し込み方法:E-mailで、11月18日(木)までご所属、お名前、電話番号、E-mailをご連絡ください。
       *お申し込み後、Zoomの招待URLを送信しますので、E-mailは必ずご連絡ください。


令和3年10月1日に開催された化粧品開発展 大阪 内 アカデミックフォーラムに、本学 工学系部門 生物応用化学講座 教授 櫻井 明彦 「カバノアナタケを用いた抗糖化物質の高効率生産」を出展しました。
新型コロナウイルス感染症の影響により、櫻井教授が会場入りすることはできませんでしたが、当日掲示したポスター、および発表予定だったショートプレゼンの動画を掲載します。
本研究シーズにご関心がある場合は、以下担当窓口までご連絡ください。

化粧品展ポスター2021
〇ショートプレゼン動画
https://youtu.be/-iAXoXyDGcs


<担当窓口>
産学官連携本部知的財産・技術移転部
TEL:0776-27-9725
e-mail: rp-titeki*ml.u-fukui.ac.jp (*を@に変更してください。)


2021年8月23日~9月17日に開催されたJST主催 イノベーション・ジャパン2021~大学見本市Online~に、本学からは以下3件の研究シーズの発表を行いました。本研究シーズにご関心がある場合は、以下担当窓口までご連絡ください。


○医学系部門 医学領域 教授 吉田 好雄 「AIを用いた胎児の健康状態の遠隔診断支援システム」
技術概要(公式ガイドブックより抜粋):新型コロナ感染防止対策として、また地方での産科施設の集約化に伴う産科環境改善策とし て遠隔診断支援機能が期待されています。本システムでは、遠隔地に居住する妊婦が産科施設 へ頻回に通院しなくても、自宅から胎児心拍数データを送信し、産科医がその波形データを解 析することで、胎児の健康状態(胎児機能)をふるい分け(スクリーニング)し、妊婦が受診する 適切なタイミングを判断するための、サポートシステムを構築できます。


○工学系部門 生物応用化学講座 教授 櫻井 明彦 「カバノアナタケを用いた抗糖化物質の高効率生産」
【技術概要】(公式ガイドブックより抜粋) :カバノアナタケは希少で生長が非常に遅いキノコですが、様々な生理活性物質を生産するこ とが知られています。本研究では、イオンビームを用いて生長速度の高い変異体を作出し、菌糸 体の液体表面培養による生理活性物質の生産に成功しました。更に得られた生理活性物質を 解析し、3,4-dihydroxybenzalacetone (DBL)が抗糖化作用を示すことを初めて明らかにしま した。その効果は指標物質であるアミノグアニジンの10倍程度の高い抗糖化活性を示すこと から、機能性食品や医薬品などへの展開が期待できます。


○工学系部門 情報・メディア工学講座 教授 吉田 俊之 「人工細胞膜のための自動生成・制御システム」
【技術概要】(公式ガイドブックより抜粋): 細胞膜に存在するイオンチャネルは、物質輸送や情報伝達を司る重要なタンパク質です。その 単分子レベルでの活性に及ぼす細胞膜物性の影響を解析する手法のひとつとして、人工細胞 膜を形成する“Contact Bubble Bilayer(CBB)法”が提案されています。本展示では、CBBを構 成する左右2つのバブルの生成とサイズ制御の自動化により、安定した実験環境を提供する CBB実験システムを紹介します。


参考:イノベーション・ジャパン2021の概要はこちら
イノベーション・ジャパン2021~大学見本市Online
公式ガイドブック(研究シーズの概要紹介)
https://www.jst.go.jp/tt/fair/

<担当窓口>
産学官連携本部知的財産・技術移転部
TEL:0776-27-9725
e-mail: rp-titeki*ml.u-fukui.ac.jp (*を@に変更してください。)


2021年9月7日、国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)および福井大学主催の新技術説明会が開催され、4件の研究シーズについて、オンラインでライブ配信を行いました。本説明会は、大学の研究者が特許や研究成果を企業関係者に向けて発表し、共同研究等を通して実用化することを目的として、開催しております。今年、発表した研究シーズは、以下のとおりです。
本研究シーズにご関心がある場合は、以下担当窓口までご連絡ください。

1)常温環境下でも可能!光を用いた量子 ドットの分離・濃縮
  工学系部門 物理工学講座 教授 熊倉 光孝
2)回転式打撃法と機械学習を組み合わせたコンクリートの打音検査
  工学系部門 機械工学講座 教授 鞍谷 文保
3)高温耐熱材料の実機使用状態を模擬した特性評価技術
  工学系部門 機械工学講座 准教授 旭吉 雅健
4)高分子ブラシとブロック共重合体を利用した分子面ファスナー
  工学系部門 繊維先端工学講座 講師 平田 豊章

参考:新技術説明会の概要はこちら
国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)新技術説明会
福井大学発表概要ページ(動画、プレゼン資料有り)
https://shingi.jst.go.jp/list/list_2021/2021_u-fukui.html#20210907A_002

<担当窓口>
産学官連携本部知的財産・技術移転部
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