「『統合医療』に係る医療の質向上・科学的根拠収集研究事業」は、漢方、鍼灸等の「統合医療」に関する研究を行い、
国民および医療従事者の健康保持や疾病治療・予防の選択肢を増やし、医療の質の向上をはかるための委託事業です。


わが国における身体・知的・精神(発達障害含む)障害児・者の総数は787.9万人であり、人口の約6.2%に相当します。
この対策として、わが国では障害者総合支援法が定められ、難病も含めた障害児・者がその障害種別を問わず地域社会で
共生できることを目的に、総合的な支援が推進されています。疾患を発症して障害児・者となっても、地域社会の一員として
安心して生活できるようにすることが重要であり、本事業はその実現のための技術開発等を推進しています。


超高齢化に伴って認知症のある人は今後も増加を続けると予測され、その対策はわが国の公衆衛生上重要な議題です。
現時点では簡便かつ侵襲性の低い客観的診断方法が無く、鑑別診断も困難であり、治療・予防法等、十分に確立・標準化が
なされていません。そこで本事業は、「実態把握」、「予防」、「診断」、「治療」、「ケア」等について、それぞれに
重点的な研究を推進しています。


我が国の高齢化の進展状況に鑑み、また団塊の世代が後期高齢者となる2025年における医療・介護ニーズの爆発的増大を
見込んで、介護保険制度の持続可能性の確保及び医療・介護の連携の推進に寄与することを主目的とし、高齢者に特徴的な
疾病・病態等に着目し、複合的・総合的な治療のアプローチの確立を目指します。


                             平成30年11月19日
教員各位
                               産学官連携本部長

可能性試験助成事業の募集について

 福井大学産学官連携本部では、次ステージにステップアップするための可能性試験として、
下記要領で、学内のシーズを発掘・育成する取組を行っています。奮ってご応募ください。

1. 募集内容
【新規シーズ提案型】
○テーマ:これまでに,学内外の競争的資金に採択されていないシーズで、来年度、学外機関の募集する各種補助金に申請を計画しているもの。
○留意点:目標とする補助金が明確であること。
○助成額:最大20万円

2. 応募期間と提出先
平成30年12月14日までに可能性試験事業計画書(様式1)をe-mail: josei*hisac.u-fukui.ac.jp
(*を半角の@にご変更ください)宛に提出してください。
 様式1ダウンロード 

3. 選定方法、助成金の使途、事業終了後について
 産学官連携本部において事業計画書を審査し採否を決定。
 助成金は消耗品、旅費、謝金等に使用可能。
 事業終了後は、平成31年3月末日までに可能性試験事業報告書(様式2)を提出
 様式2ダウンロード 
 平成31年度、学外競争的資金へ応募し、次のステージへステップアップ

4. その他支援内容
 研究実施期間におけるアドバイス
 各種補助金の性格や申請情報および申請書作成のノウハウなどを提供

        問合せ先:産学官連携本部 事務室(文京内線:2931)
             e-mail: josei*hisac.u-fukui.ac.jp
                 (*を半角の@にご変更ください)


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