国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)は、ドイツ研究振興協会(DFG)およびフランス国立研究機構(ANR)と協力し、
人工知能分野での三国共同研究の公募、共同支援を行うことに合意し、三機関での本共同研究に関する書簡(LOI)に
署名することに至りました。今回、「人工知能分野」に関する共同研究の提案を、以下の通り募集いたします。


本学産学官連携本部と鯖江市は、文部科学省が4月に募集を行った「科学技術イノベーションによる地域社会課題解決(DESIGN-i)」に申請し、このたび事業採択の決定を受けましたのでお知らせします。
(7月31日(水)文部科学省のホームページ発表 )


【申請内容】若者×地場産業で共創する地域未来文化「SABAEとは?」
【実施主体】福井大学、鯖江市
【採択事業】科学技術イノベーションによる地域社会課題解決(DESIGN-i)
地域の多様なステークホルダーが目指すべき地域の将来像を共有し、その実現に向けた活動を「自分事」として捉えることができる仕組みづくりと、活動の中で生まれる課題と科学技術を掛け合わせた新たなイノベーション創出を支援するもの。


本学と鯖江市は、統括プランナーを中心に地域産学官リンカーズ、地域市民リンカーズから構成されるリージョナルデザインチームのリードのもと、眼鏡や漆器、繊維、ITなど新旧の地域産業を創出発展させながら現在に続く地域の歴史を基盤として、持続可能な地域モデル“めがねのまちさばえ”を共創し、新たな意味や価値を提供するモノやコトを共に次々と創造・提供し続ける自律的な仕組みの構築と、ヒトを含めた地域定着の推進に取り組みます。


□問い合わせ先
福井大学 産学官連携本部 研究企画・管理部
メール:tokudakアットマークu-fukui.ac.jp
TEL:0776-27-9775/0776-27-9980


 福井大学は福井大学発ベンチャーであるウイニングオプト株式会社(本社:福井県福井市、代表取締役:髙島正之)と 、2019年6月25日付けで、特許実施許諾契約を締結しました。
 福井大学では独自の光制御技術をコアに、3色の光を合波して制御する光学エンジン※1の実用化に向けた研究開発に取り組んでいます。この光学エンジンは超小型、高効率、高信頼を達成し、スマートグラスや車載用ヘッドアップディスプレイ等の様々な用途展開が期待され、IoT社会の未来を拓く可能性を秘めています。平成29年度からは文部科学省イノベーションシステム整備事業 地域イノベーション・エコシステム形成プログラムの支援をいただき、プロジェクトの推進を加速させています。
 ウイニングオプト株式会社はこの研究成果に基づき、パートナー会社と連携して、光学エンジン、光源モジュール※2等、革新的な光学デバイスの事業化に取り組みます。グローバル市場も視野に、大学の研究成果の早期社会実装を目指します。

※1光学エンジン:光をガイドする光導波路間の乗り移りを利用した合波器、光源である半導体レーザ、光走査ミラーをワンチップに集積したデバイス
※2光源モジュール:合波器と光源が一体化したチップ


■問い合わせ先
福井大学 産学官連携本部 エコシステム担当
メール:ecooffice@hisac.u-fukui.ac.jp
TEL:0776-27-9775/0776-27-9769


お電話でのお問い合せはこちら

0776-27-8956(代表)