先端的医薬品等開発における我が国の国際競争力を確保するためには、アカデミアの優れた技術シーズを用いて革新的な基盤技術を開発し、企業における創薬につなげていくことが必要となります。「先端的バイオ創薬等基盤技術開発事業」では、サイエンスに立脚したバイオ創薬技術及び遺伝子治療に係る基盤技術開発や、要素技術の組合せ、最適化による技術パッケージを確立し、企業導出を目指します。


「大学発新産業創出プログラム(START)」は、大学等発ベンチャーの創出を目的とします。事業化ノウハウを持った人材を活用し、大学等発ベンチャーの起業前段階から公的資金と民間の事業化ノウハウ等を組み合わせることにより、リスクは高いがポテンシャルの高い技術シーズに関して、事業戦略・知財戦略を構築しつつ、市場や出口を見据えて事業化を目指します。


本事業は、次世代を担う日本の若手研究者が世界各国の若手研究者とネットワークを構築し、国際的かつ学際的な視点から医療分野の研究開発における革新的な新規シーズを創出することを目的として、AMED とニューヨーク科学アカデミー(NYAS)が共同で実施しています。


本事業では、「安全基盤技術研究開発」及び「放射性廃棄物減容・有害度低減技術研究開発」の2分野において公募を実施してきましたが、上記の背景を踏まえ、令和2年度より、「基盤チーム型」「ボトルネック課題解決型」「新発想型」の3つのメニューにおいて公募を実施することとしました。これは、NEXIPイニシアチブの一環として実施するものであり、原子力イノベーションの創出につながる新たな知見を見出すとともに我が国の原子力技術を支える人材育成と戦略的な基礎・基盤研究の推進を目指しています。
本年度についても、上記の方針の下に事業を実施しますが、昨年度の応募状況や採択結果を踏まえ、基礎基盤強化や裾野拡大を重視し、「基盤チーム型」について一般と若手の2枠で公募を行います。


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