活動報告

2022年12月8日、知的財産・技術移転部の樋口特命教授が仁愛女子高等学校のグローバルサイエンスコース1年生の16名に、「その柔らか頭から発明が」と題して、講演とワークショップを行いました。同高は夏に産学官連携本部で普段は研究に使われている走査型電子顕微鏡を使った操作体験実習を行っており、そのご縁で講演させていただきました。

初めに樋口特命教授は、身近な医薬品が研究開発から社会に流通するまでの話を織り交ぜながら特許の重要性を説明しました。そして特許出願して、発明を特許とするために必要な条件の「新しいこと」とは何かについて、三角定規を例に解説しました。

続くワークショップでは4人程のグループに分かれ、「新しいこと」を見つけ出す柔軟な発想や思考法を体験してもらいました。今回は「ジュースの分け合い方」を課題に「なぜなぜ思考」、「水平思考」、「SF的思考」のそれぞれの思考方法の流れに沿って、解決策を考えてもらいました。生徒からは、水平思考として「ジュースをアイスクリームにして分ける」などの発想があり、自分の得意な思考方法を見つけてもらうとともに、1つの課題に対して様々な方向に考えや可能性を広げていく思考方法があることを知っていただきました。





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