平成30年9月19日、9月20日に神戸国際会議場にてRA(リサーチ・アドミニストレーター)協議会 第4回年次大会が開催され、本学がオーガナイザーとして「産学官連携リスクマネンジメントモデルについて」をテーマにセッションを持ち、三重大学、宮崎大学および福井大学の事例をもとに、営業秘密の取り扱い等について議論を行いました。

また、URA4名が、下記内容について口頭発表およびポスター発表を行い、参加者と活発な議論を行いました。
口頭発表: 「ふくい産学官共同研究拠点」を通じたT-URAによる学内技術と産業界の要望の融合」
ポスター発表:「Wants/Needs & Seeds からInnovationを生む新たなURAモデル」
       「少規模⼤学における知財経費の投資効果についての考察」

なお、ポスター「少規模⼤学における知財経費の投資効果についての考察」ではポスター賞を受賞いたしました。
福井大学URAは、大会で得た課題等を今後の活動に生かしていきたいと考えております。 

*RA協議会は、大学、高等専門学校、大学共同利用機関、独立行政法人、地方独立行政法人、特殊法人その他公的な研究機関(大学等)が取り組んでいるリサーチアドミニストレーションの組織等の定着・展開に向けて、リサーチアドミニストレーション人材の育成・能力向上、課題の共有・解決のための検討等について情報交換を行うことを通じ、我が国の大学等の研究力強化に貢献し、学術及び科学技術の振興並びにイノベーションに寄与することを目的としています。



本プログラムでは、一国や一地域だけで解決することが困難で国際社会が共同で取り組むことが求められている課題
(地球規模課題)の解決及び科学技術水準の向上につながる新たな知見や技術を獲得することやこれらを通じた
イノベーションの創出を目的としています。また、この国際共同研究を通じて開発途上国の自立的研究開発能力の
向上と課題解決に資する持続的活動体制の構築を図ります。


本プロジェクトでは、自動車、航空機、鉄道車両等の抜本的な軽量化に向けて、革新的なアルミニウム材、チタン材、
マグネシウム材、鋼板、炭素繊維及び炭素繊維強化樹脂(CFRP)、これらの材料を適材適所に使うために必要な接合技術の
研究開発等を実施しています。
このような研究開発を進めるため、鋼板と樹脂材料の接合技術及び信頼性評価技術について公募します。


将来のものづくり現場では、あらゆるモノがインターネットでつながるIoTや人工知能のさらなる活用により、
クラウドを通じた生産設備の連携と、自動化・無人化がさらに進むと考えられます。レーザーは加工等の条件を
デジタル制御しやすいため、将来のものづくりにおける最重要ツールの一つとして期待されています。しかしながら、
従来のレーザー加工は、加工速度、仕上がり品質、省電力化などに課題があります。本プロジェクトでは、
これまでにない高輝度かつ高効率なレーザー技術やそのレーザーを用いた次世代レーザー加工技術を開発し、
高付加価値製品の製造に適した加工システムを社会に普及させることを目指しています。


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