科学技術振興機構では、国として支援すべき重要な技術分野を中心に、大型事業に挑戦するベンチャー企業も含め、
将来有望な企業等が取り組む、大学等やJST支援事業の研究成果に基づくシーズを利用した実用化開発を支援します。
開発リスクの大部分をJSTが負うことにより、リスクは高いが成功すれば社会へのインパクトが大きい開発の推進に
つながる産学官連携を強化し、科学技術イノベーションを推進することで、持続的成長につなげることを目指します。


戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)は、RISTEXにおいて社会の問題解決に重要と考えられる
研究開発領域・プログラムを設定して提案を募集し、選定された研究開発プロジェクトを推進するものです。


本研究開発では、クラウド等を活用した信号情報の提供の実現に資することを目的として、
2019年度に実施した「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期/自動運転
(システムとサービスの拡張)/ITS 無線路側機等の路車間通信以外の手法による信号情報の
提供に係る研究開発」の検討結果を踏まえ、都道府県警察にモデルシステムを構築し、
自動運転に向けた信号情報提供の検証を行うとともに、2021年度に構築を予定している
警察庁に信号情報を集約するシステムの仕様書案の検討・作成を行う。


本事業は政府の内閣官房健康・医療戦略推進本部により置かれた健康・医療戦略推進会議の下に設置された
ゲノム医療実現推進協議会による「中間とりまとめ」(平成27年7月)での提言1を踏まえ、ゲノム医療の
実現を目指し、既存のバイオバンク等を研究基盤・連携のハブとして再構築するとともに、その研究基盤を
利活用した目標設定型の先端ゲノム研究開発を一体的に推進するものとして平成28年度に開始しました。
このうち、本公募要領で募集する「目標設定型の先端ゲノム研究開発」は、糖尿病や循環器疾患等の
多因子疾患を対象に、遺伝要因等の解析を行うことにより、発症予測法の確立等を目指すものです。


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