本事業は、食品安全、動物衛生、植物防疫等の分野において、法令・基準・規則等の行政施策・措置の決定に必要な科学的知見を得るための研究(レギュラトリーサイエンスに属する研究)を実施し、その研究成果を行政施策・措置に反映することにより、安全な国産農畜水産物の安定供給に貢献することを目的としています。レギュラトリーサイエンスに属する研究を、内容に応じて規模や実施期間を柔軟に選択できるよう2タイプに分類して実施します。


自動車を中心とした輸送機器の抜本的な軽量化(半減)に向けて、革新的接合技術の開発や、鋼材、アルミニウム材、チタン材、マグネシウム材、炭素繊維及び炭素繊維強化樹脂等、輸送機器の主要な構造材料の高強度化等に係る技術開発を一体的に推進します。これにより、輸送機器の燃費向上によるエネルギー消費量と CO2排出量の削減、次世代自動車普及の加速、我が国の部素材産業及びユーザー産業の国際競争力強化を目指します。


本事業の推進にあたっては、先端的な材料科学や高度な解析技術を得意とする大学・公的研究機関、車載バッテリー及びその構成材料の開発・製品化で豊富な実績を有する蓄電池メーカー及び材料メーカー、さらにはエンドユーザーとなる自動車メーカーで構成される産学連携・企業間連携のコンソーシアム体制を構築します。そして、NEDO がこれらプレーヤーの英知を事業内で好循環させるマネジメントを行い、電極・電解質等の材料開発~電池設計~電池試作~評価解析までの共通基盤技術を一気通貫で構築することにより、革新的車載バッテリーの実用化を実現する技術的ブレークスルーの獲得を目指します。


本事業では、DIASを維持管理し、DIASの強みであるビッグデータ、リアルタイムデータ等を引き続き蓄積・整備、利用拡大を図るとともに、これまでの水課題(水災害)を中心とした成果・実績の更なる拡大・展開や、他の情報基盤等とも連携した防災・減災対策をはじめとした様々な分野における気候変動対策等の社会課題の解決に貢献する新たな研究開発・アプリケーション開発及びその社会実装等を行います。


本事業では、スタートアップ・エコシステムにおいて重要な役割を果たすベンチャーキャピタル及びシードアクセラレータ等(以下「VC 等」という。)と NEDO が協調し、STS 事業終了後、概ね 3 年後までに事業化による継続的な売上げが見込める事業計画を有している STS が必要とする研究開発及び事業化に必要な資金、並びにその活動を支援することにより、将来のユニコーンの創出・育成を目指すとともに、グローバルなネットワークを持つ VC 等の日本での活動を活性化し、エコシステムの強化に資することを目的とします。


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